バルクライナーは、貨物とコンテナを、
クリーンな状態で輸送します。

バルクライナーの特長

バルクライナーは粒状、粉状、フレーク状のバルク貨物を一度に大量輸送できる安価な大型のポリエチレン容器です。
貨物をクリーンな状態で迅速な充填・払い出し作業ができます。

  • 紙袋やフレコンバッグに比べ詰め効率、作業効率を格段に改善できます。
  • 充填・払い出し作業が簡便です。
  • 充填口・払い出し口の位置と形状は最適なものをを提供します。(筒状、広口状など)
  • 原則使い捨てなのでコンタミネーションは発生しません。
  • 20フィートコンテナに約18トンの貨物を積載することができます。(通常のシャーシを使用した場合)
  • 天井にマンホールをもったバルクコンテナにも対応できます。
  • コンテナのまま屋外に一時保管が可能です。
  • ポリエチレン製なので産業廃棄物として焼却処理が可能です。

バルクライナーで輸送できる貨物

プラスッチク樹脂(レジン)、穀類、豆類、モルト、アルミナ、非危険物の各種化学品など。貨物に応じて、最適なバルクライナーを提案します。

自動車を包んで汚れや水害から防止するライナーも開発しています。

輸送可能な貨物については、お気軽にご相談ください >

バルクライナー

自動車包装用ライナー

バルクライナー内部から見た、白色の粒状貨物が勢いよく充填されている最中。

充填中のコンテナ内部

バルクライナーの設置

バルクライナーの設置作業は、20~30分です。(バルクライナーの種類により異なります)

バルクライナーをコンテナ内の床面に広げた状態。

ライナーを広げ前方を
ラッシングリングに固縛

バルクライナーがコンテナ内に吊り下げられ展開した様子

ドア側のラッシングリング、
フックに固縛

バルクヘッドを取付ける

バルクヘッド取付け

バルクライナーに角パイプを装着した状態

角パイプ装着

貨物の充填

バルクライナーに、空気圧送機、ベルトコンベヤ、ホッパー、バルクスロワーなどの設備を使って貨物を充填します。

作業員がノズルを抱えてバルクライナー装着済みのコンテナ上部より貨物を充填している。

空気充填

バルクライナーの上部が開口してベルトコンベアの先端が差し込まれている状態。

ベルトコンベヤ

コンテナ上部の開口部とホッパーが接続されている状態の俯瞰。

ホッパーから重力充填

払い出し

バルクライナーからの払い出し作業は、通常ダンプアップ・シャーシーを使い、コンテナを最大45度まで傾け払い出します。

コンテナを油圧により斜めに傾けているトラック。

コンテナのダンプアップ

コンテナを載せたトラックごと、傾斜をつける設備。

コンテナのチルトアップ

バルクライナーの製造について

バルクライナーの本体フィルムとバルクヘッドには、柔軟で強度に優れたポリエチレンフィルム(LLDPE、LDPE)を使用しています。フィルム厚は、本体が160-150μ、バルクヘッドは400μで食品衛生基準に適合。貨物に応じた最適なデザインのバルクライナーを製造することができます。製造工場は中国にあり、バルクライナーの製造実績15年の経験豊富な企業です。

バルクライナー製造中の工場内、作業する人員と製造機械
上へ戻る