液体の陸上輸送のために開発された

STタンク 5KL型

安全、軽量、安定した陸上輸送用フレキシタンクです。
タンクの形状は、かまぼこ型で接地面積が大きく輸送中に底面が移動しません。
自立しているので、側面に影響を与えず、きずつけることもありません。

<特許第6220474号> 液体充填用自立型の可撓性容器

タンクコンテナ、タンクローリを使わない低コストの液体輸送。

JR貨物の12フィートコンテナ(ゴトコン)や平ボディトラックに設置し、
飲料など非危険物の液体を大量輸送できる商品です。
使用後は廃棄または折りたたみ、他の貨物を積むことで輸送業務を効率化できます。
専用輸送機器においてかかる初期投資や、空容器洗浄、回送などの費用は不要です。
既に1000袋以上の輸送実績があります。

優れた安全性

  • 使い切りでコンタミネーションの発生がありません。
  • 内袋、外袋ともに安心安全の2層構造。
  • 急制動でも破袋しない強度の素材と製袋方法を実地試験により確立。
  • エア抜きを設けて容器内の空気を抜くことができます。(オプション)

コスト削減

  • 専用輸送機器にある初期投資などの出費は不要。
  • 使用後は廃棄または折りたたみ収納ができます。
  • 空容器の回送やコンテナ返却などの費用は不要。
  • 使い切りなので洗浄費用が不要。
  • 容器は軽量(約15kg)なため設置・収納は一人で可能。荷役作業の人員と時間の節約が実現。

環境への適応

  • 素材がポリエチレンとポリプロピレンなので産業廃棄物として焼却処分できます。
  • 洗浄不要なので洗浄水の処理が発生しません。
  • 基本的に空容器の回送は発生しないため、輸送時のCO2発生を半減することができます。
  • 専用輸送機器と比べ非常に軽量な容器は、さまざまな側面で環境負荷の軽減に貢献します。

第18回グリーン物流パートナーシップ会議 特別賞受賞

JR12フィート汎用コンテナを利用した、鉄道による輸送方法により、
積載率向上、コスト削減、荷役作業軽減、環境負荷の大幅低減を実現しました。
従来のドラム缶や1トンタンク(IBC)によるトラック輸送と比較し、CO2排出を約82%削減することができ、
その効果が評価され、2019年にグリーン物流パートナーシップ会議特別賞を受賞しました。

JR貨物コンテナに設置されたフレキシタンクの外観写真
JR貨物コンテナに設置された充填作業中のフレキシタンクの外観写真
JR貨物コンテナに設置されたフレキシタンクのバルブ部分と接続された充填ホースの様子
JR貨物コンテナに設置され充填が完了したフレキシタンクの外観写真

対応する輸送機器

STタンクは様々な輸送機器に対応しています。

JR貨物の12フィートコンテナ ゴトコン
STタンクで液体輸送が可能となる車両のイラスト

鉄道コンテナ : JR 12フィートコンテナ

一般トラック : 平ボディ車、ウイング車、ボックス車など

STタンクを2つ設置することもできます。

設置についてのご質問、ご相談はこちらから >

商品仕様

商品名 材 質 容 量 寸 法 重 量
STタンク 5KL型 内袋:ポリエチレンフィルム 2層構造
耐熱温度:-10℃ から 60℃
5000l 長さ3350㎜x幅2050mm 15kg
外袋:ポリプロピレンクロス 2層構造
カムロック付バルブ:ポリプロピレン
食品衛生法規格適合
3インチ

対象貨物

食用品

水、酒類(アルコール60容量%未満)、液糖、糖アルコール、液体調味料、みりん、食酢、醤油、ソース、牛乳、濃縮ジュースなど

化学品

界面活性剤、ラテックス、エマルジョン、コンクリート混和剤、凝集剤、その他消防法上の非危険物液体

非常時の生活用水を
貯蔵・保管することができます。

STタンクは、国、地方公共団体の防災部局、防災関係機関、学校、病院などの公共機関、企業、地域の防災組織などで常備する、防災用品としても活用できます。

仙人タンク 350L型

非常時にも生活用水を大量に輸送し簡単に給水することができる。軽トラックでの運搬も可能な350L型の仙人タンクが誕生しました。

STタンク350L型の外観写真 詳しくはこちら
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